anaが無料wi-fiを提供することになった理由を知りたい!

anaが無料wi-fiの提供を何故開始したのか、その理由を2つの記事に分けて解説していきます。記事は大まかに説明すると、ライバル各社との目に見えない戦いといった感じです。

分かりにくいと感じるかも知れませんが、読んでいくと納得できるので目を通してみてください。

anaのライバルJALが無料wi-fiの提供を開始した

日本国内におけるanaの最大のライバルと言えば、一番先に名前があがるのがJALです。どちらも最大手の名に相応しい規模を持ちますが、料金設定や国内線半額の優待などがよく似ているので、対抗していることが分かります。

対抗関係に変化が訪れたのは、JALが2017年2月から8月にかけてWi-Fiサービスの無料キャンペーンを実施した時です。この期間中にJALは国内線の利用者を大幅に増やし、ライバルのanaに対して一歩リードをしました。

利益の増加につながっていると判断したJALは、6月に国内線のwi-fiは無料のまま変えないと宣言しています。更に7月に発表した決算の際に、良い数字を出せたのはwi-fiのおかげであると述べるなど、一人勝ちの様相が漂ってきました。

anaは2017年12月に、来年の4月から無料wi-fiの提供を開始すると発表しています。ライバルに負けてなるものかといった対抗意識がなければ、これほど早く準備をすることはできなかったはずです。

海外の航空会社達がwi-fiを有効活用するために行動を開始した

2016年10月28日、デルタ航空は国際線で使用する全ての機体へwi-fiの搭載を終えたと報告しました。無料化したわけではありませんが、ノートPCや端末を持ち込む人々が増加しているので、一定の効果はあったようです。

海外大手の動きが気になったのか、その後にジェットブルー航空が動いているので、最初のきっかけになったのはデルタ航空と見て良さそうです。2017年1月11日には、ジェットブルー航空が無料wi-fiの提供をすると発表しました。

この発表にJALは大変驚いたのか、1ヶ月後に対抗してwi-fiの無料キャンペーンを実施しています。格安航空会社は利益率が低いことから、有料ではなく無料で実施するのが基本だとみられていたためです。

お客が安い飛行機会社へと流れてしまう、そうした焦燥感もJALが動いた理由です。そしてanaもJALに倣って、無料化のために動き始めました。最大のライバルJALの変化、世界の航空会社の動きなどが背景にあったのは言うまでもないです。

anaが無料wi-fiを提供した理由は他の航空会社による影響を受けた為

資本主義の世界ではライバル企業が何かを始めると、同じようなサービスを他も始める、といった現象がよく起こります。anaも同様で他のライバル達が先に行動をしたのがきっかけとなり、無料wi-fiの実施へとつながりました。

ANA|航空券 予約・空席照会・運賃案内・国内線

格安飛行機 予約TOP