バニラエアはLCCなのに安全性が高いのはなぜなの?

最近、日本でもどんどん増えているのがLCC(格安飛行機)です。その中でも有名なのがバニラエアです。大手の飛行会社と比べると大幅に安く運航しています。

しかし、安全性はどうなのでしょうか。安いと安全性に不安を感じる人がいますが、実際にはそうではありません。バニラエアが安全性に優れているといえる2つの理由を記します。

バニラエアの親会社はANAだから

バニラエアなどのLCCの安全性に不安を感じるのは大手の航空会社と比べると料金が安いからです。ちゃんとした会社なのだろうかと不安を感じます。しかし、実際にはバニラエアの親会社はANAです。

これまで長年の間信頼を培っている航空会社が母体となっているのです。当然、バニラエアで万一事故が起きればそれはANAの評判も傷付けてしまいます。そのため、安全には高い意識をおいて運航しているのです。

さらに、親会社がANAということで安全管理体制もしっかりとしています。飛行機を安全に飛ばすためにはパイロットだけでなく、機体を管理する整備士たちは非常に重要です。この点でも離発着する飛行機がきちんとメンテナンスするような体制がとられています。

バニラエアは実は設備が充実している

バニラエアなどのLCCは機体の設備や人件費を削っているので運航費を安く抑えていると思っている人が大勢います。確かに、大手の航空会社と比べて座席数を増やしたり、さらには機内サービスをカットして徹底したコストカットをしています。

しかし、実際には機体やパイロットは大手の航空会社とは遜色ありません。例えば、バニラエアで使用している機体はエアバスA320型です。この機体は世界中で飛び回っているもので、高い安全性と信頼性を誇っています。

さらに、中古の機体ではなくてすべて新造機です。このように実は設備は大手の航空会社と比べても遜色ありません。さらに、そもそも飛行機の操縦はほとんどがオート運転です。バスのように手動で運転することはほぼありません。

仮にパイロットが危険につながりそうな操縦をしたとしてもそれを警告したり、安全に戻したりするシステムがバニラエアの機体にも備え付けられています。

安全性を削ってまでも運賃を安くしているわけではない

このようにバニラエアは運賃が安いですが、だからといってその分安全性をおろそかにしているというわけではないのです。むしろ、機内サービスを減らしたり、運航路線を絞るなどのコストカットを行い、安い運賃で運航しています。

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